数独のHidden Pair:隠れたペア

数独のHidden Pairとは何か、隠れたペアの見つけ方、そして関係するマスの候補を減らす方法を学びましょう。

はじめに

Hidden Pairは、Naked Pairより少し注意深さが必要な数独の中級テクニックです。

Naked Pairでは、2つのマスがまったく同じ2つの候補だけを持つため、ペアは見た目に分かりやすいです。一方Hidden Pairでは、他の候補も含むマスの中にペアが隠れています。

考え方はこうです。2つの数字が、ある行・列・ブロック内で同じ2つのマスにしか入れないなら、その2マスはその2つの数字のために予約されます。その2マスにある他の候補はすべて消去できます。

このガイドでは、Hidden Pairの見つけ方、Naked Pairとの違い、そして盤面を簡単にするための使い方を見ていきます。

Hidden Pairとは

Hidden Pairは、同じ単位(行・列・ブロック)内で、同じ2つのマスにしか入れない2つの数字で構成されます。

関係するマスには他の候補が含まれていても構いません。そのためこのペアは「hidden」、つまり隠れているのです。2つの数字が他の可能性に混ざっているため、マスだけを見てもすぐには分かりません。

Hidden Pairを見つけたら、関係する2マスから、そのペアに属さないすべての候補を消去できます。

たとえば、ある行で4と8が特定の2マスにしか入れないなら、その2マスには4と8が入る必要があります。そのマスに2や6のような候補もある場合、それらは消去できます。

Naked PairとHidden Pairの違い

Naked PairとHidden Pairの違いは、どこから見るかです。

Naked Pairではマスから考え始めます。まったく同じ2つの候補だけを持つ2マスを見つけ、その候補を同じ単位の他のマスから消去します。

Hidden Pairでは数字から考え始めます。ある単位内で同じ2マスにしか入れない2つの数字を見つけ、その2マスから他の候補を消去します。

実践上の違いは消去の場所です。Naked Pairでは、ペアの候補を単位内の他のマスから消去します。Hidden Pairでは、ペアの2マスから余分な候補を消去します。

この違いは、2つのテクニックを混同しないためにとても重要です。

隠れたペアの見つけ方

Hidden Pairを見つけるには、行・列・ブロックを分析し、足りない数字がどこに入れるかを観察します。

良い方法は、1つの単位を選び、数字ごとに候補を確認することです。2つの数字がその単位内で同じ2マスにだけ候補として現れるなら、隠れたペアを見つけたことになります。

たとえば、3×3ブロックで数字3が候補としてマスAとBにしか現れないとします。数字7も同じくマスAとBにしか現れません。これは、AとBに3と7が入る必要があるという意味です。

AとBに他の候補も含まれているなら、それらを消去できます。

難しいのは、一見複雑なマスの中にあるペアに気づくことです。

行・列・ブロックのHidden Pair

Hidden Pairは、数独のどの単位にも現れます。行、列、ブロックのいずれでも成立します。

行では、その行の2マスにしか入れない2つの数字を探します。列では同じ考え方を縦方向に使います。ブロックでは9つのマスを確認し、足りない数字がどこに入れるかを調べます。

ブロックはまとまった領域で視覚的に分析しやすいため、始める場所として適していることがよくあります。ただし、行と列も同じくらい重要です。

ペアを見つけたら、ルールは変わりません。関係する2マスにはその2つの数字が入る必要があるため、他の候補はそのマスから取り除けます。

関係するマスの候補を減らす方法

Hidden Pairの実践的な効果は、ペアの2マスにある候補を減らすことです。

2つのマスに候補{2,4,8}と{4,8,9}があり、その行で4と8がその2マスにしか入れないなら、その2マスは4と8のために予約されます。

そのため、最初のマスから2を、2つ目のマスから9を消去できます。2つのマスはいずれも{4,8}になります。

この時点で、隠れていたペアは閉じたペアとして見えるようになります。まだどちらのマスが4でどちらが8かは分かりませんが、盤面を正しく簡単にできました。

ガイド付き例

4つの空きマスがある3×3ブロックを想像してください:

  • マスA:候補1、4、6;
  • マスB:候補2、4、6;
  • マスC:候補1、3、8;
  • マスD:候補2、5、9。

そのブロックでは、数字4と6がマスAとBにしか候補として現れません。つまり、AとBには必ず4と6が入ります。

AとBにある他の候補はもう有効ではありません。Aから1を、Bから2を消去できます。

消去後、AとBには候補{4,6}が残ります。隠れていたペアは閉じたペアになりました。どちらのマスが4でどちらが6かはまだ分かりませんが、その2つの数字がAとBを占めることは分かっています。

このテクニックが役立つ場面

Hidden Pairは、盤面にすぐ分かる手がなくなったときに役立ちます。

Naked Single、Hidden Single、Naked Pairが見つからないなら、各単位の足りない数字を分析し、隠れたペアを探すタイミングかもしれません。

このテクニックは中級の数独で特に役立ちます。マスに複数の候補があることが多く、解き筋が一目では見えないことがあるからです。

Hidden Pairを学ぶと、盤面の読み方も上達します。マスだけを見るのではなく、数字の分布を追うようになるからです。

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