はじめに
Hidden Pairは、Naked Pairより少し注意深さが必要な数独の中級テクニックです。
Naked Pairでは、2つのマスがまったく同じ2つの候補だけを持つため、ペアは見た目に分かりやすいです。一方Hidden Pairでは、他の候補も含むマスの中にペアが隠れています。
考え方はこうです。2つの数字が、ある行・列・ブロック内で同じ2つのマスにしか入れないなら、その2マスはその2つの数字のために予約されます。その2マスにある他の候補はすべて消去できます。
このガイドでは、Hidden Pairの見つけ方、Naked Pairとの違い、そして盤面を簡単にするための使い方を見ていきます。
隠れたペアの見つけ方
Hidden Pairを見つけるには、行・列・ブロックを分析し、足りない数字がどこに入れるかを観察します。
良い方法は、1つの単位を選び、数字ごとに候補を確認することです。2つの数字がその単位内で同じ2マスにだけ候補として現れるなら、隠れたペアを見つけたことになります。
たとえば、3×3ブロックで数字3が候補としてマスAとBにしか現れないとします。数字7も同じくマスAとBにしか現れません。これは、AとBに3と7が入る必要があるという意味です。
AとBに他の候補も含まれているなら、それらを消去できます。
難しいのは、一見複雑なマスの中にあるペアに気づくことです。
関係するマスの候補を減らす方法
Hidden Pairの実践的な効果は、ペアの2マスにある候補を減らすことです。
2つのマスに候補{2,4,8}と{4,8,9}があり、その行で4と8がその2マスにしか入れないなら、その2マスは4と8のために予約されます。
そのため、最初のマスから2を、2つ目のマスから9を消去できます。2つのマスはいずれも{4,8}になります。
この時点で、隠れていたペアは閉じたペアとして見えるようになります。まだどちらのマスが4でどちらが8かは分かりませんが、盤面を正しく簡単にできました。
ガイド付き例
4つの空きマスがある3×3ブロックを想像してください:
- マスA:候補1、4、6;
- マスB:候補2、4、6;
- マスC:候補1、3、8;
- マスD:候補2、5、9。
そのブロックでは、数字4と6がマスAとBにしか候補として現れません。つまり、AとBには必ず4と6が入ります。
AとBにある他の候補はもう有効ではありません。Aから1を、Bから2を消去できます。
消去後、AとBには候補{4,6}が残ります。隠れていたペアは閉じたペアになりました。どちらのマスが4でどちらが6かはまだ分かりませんが、その2つの数字がAとBを占めることは分かっています。
このテクニックが役立つ場面
Hidden Pairは、盤面にすぐ分かる手がなくなったときに役立ちます。
Naked Single、Hidden Single、Naked Pairが見つからないなら、各単位の足りない数字を分析し、隠れたペアを探すタイミングかもしれません。
このテクニックは中級の数独で特に役立ちます。マスに複数の候補があることが多く、解き筋が一目では見えないことがあるからです。
Hidden Pairを学ぶと、盤面の読み方も上達します。マスだけを見るのではなく、数字の分布を追うようになるからです。
まとめ
Hidden Pairは、2つの数字がある行・列・ブロック内で同じ2マスにしか入れないときに成立します。
関係するマスには他の候補があっても構いませんが、その2マスは隠れたペアのために予約されているため、それらの候補は消去できます。
これはNaked Pairとは異なるものの補完的な、重要な中級テクニックです。うまく使うことで盤面を整理し、新しい論理的な手を準備できます。